越谷の伝統工芸

越谷には、独特ないくつかの伝統工芸品があります。
「だるま」もそのひとつです。
だるまは、昔から縁起物として、お正月に売られていますが、越谷のだるまは有名で、年間なんと50万個の売り上げがあるそうです。

このだるまは、この地域一帯で売られているだけでなく、関東地方全域をはじめ、北海道や九州にまで及んでいます。
ひな人形も有名で、昭和58年から、伝統的な手工芸品に指定されていますが、これに関連してよろい・かぶとも平成8年より始められました。
歴史はそれほど古くはありませんが、越谷びなは、その表情に気品と優雅さがあることで定評があります。

この地域で、ひな人形の頭、手足そして胴柄が作られています。
手焼きせんべいは、越谷の名物として親しまれています。
現地の米と野田しょうゆで作る、こんがり焼けた甘いしょうゆの香りがたまらない、越谷せんべいは、江戸時代から家庭でも焼かれていたようです。

そして、越谷たんすは、たんすの職人さんが、この地域でこだわりを持ち、全国にたんすを作り続けています。
これらのたんすは、江戸たんすと呼ばれ、職人さんの繊細な、なんとも言えない上質な仕上がりに大変定評があり、伝統手工芸品の指定を、通商産業大臣から指定を受けています。
越谷には、歴史の重みを感じさせてくれる、質の高い、その地域が誇る伝統工芸品がいくつかあります。

これらの工芸品のひとつひとつは、一夜にしてできたものではありません。
皆、歴史の貴重な経験に、経験を重ねて、子孫から子孫へと引き継がれてきた重みがあります。
すばらしい歴史を地域全体で支えてゆけるようにすることが大切だと思います。